外部からの質疑に対して、複数の人間が勤務場所や時間に拘束されずに、回答を作成し公開するシステム。Webを利用することで、メールや紙媒体での同様の作業に比較して、大幅な時間短縮と、議論の過程が履歴として残ることによる確実性を兼ね備えたシステム。承認システムも設置。
外部からの質疑を公的な回答として公開するためには、十分な議論とチェックが求められます。
これまでの紙媒体(書類)でのやり取りは、回答を作成するまでに膨大な時間がかかっていました。Eメールの利用も、複数の有識者の意見を合わせることの困難さ、どのEメールが最新であるかの管理の難しさ、さらに文書そのもののセキュリティ上の観点などから、好ましい状況とはいえませんでした。
このシステムは、有識(回答)者がインターネット環境にあれば、その場所に係らず、回答する時間にとらわれずに、議論に参加したりチェックすることが可能となります。もちろん、他の有識者の意見もリアルタイムに参照できるので、意見のすり合わせも容易です。議論された内容は履歴として残り、回答が練られていく過程もわかります。
最終的に回答が承認ボタンで承認されれば、非公開のものは質問を寄せた方にのみ公開し、公開できるものはその他の質問者にも自動的に公開いたします(ID、パスワードにて制御)。
公開された質疑応答集は、様々な検索機能により、同じような質疑を持つ方に対して、すばやい情報提供を可能にしていることも大きな特徴です。